【映画感想】『砂の城』
こんにちは
とろろ小太郎です。
今回はイラン戦争(第2次湾岸戦争)を描いた作品。
NETFLIXオリジナルの『砂の城』です。
あらすじ
2003年のイラク戦争。
学費のために入隊した、オークルは歩兵部隊に配属され、
イラク戦争開戦からバグダット攻略まで従軍。
戦闘終了宣言も出され、安全地帯で遺体搬送などを行いながら帰国を待っていた。
ある日、危険地帯で米軍ヘリがロケット弾の取引を発見し、これを攻撃した。
しかし、同時に付近の水ポンプ施設を破壊してしまい、付近の村では水道が断水してしまう。
自らの攻撃で地域住民への被害を出してしまった米軍はこれを解決すべく、
ポンプ施設の修理に地域住民を雇い、修理期間中の水の運送行うことを計画する。
この作戦にオークルが所属する小隊がアサインされ、オークルは危険地帯に赴く。
イラク戦争
2003年開戦ということで、当時私は6歳なわけです。
正直、昔中東で戦争があった程度の認識で、オバマが終戦宣言したのもピンと来ていなかった。
今回、映画を視聴したことでウィキペディアでお勉強しましてですね。
現代の戦争といえば、対テロ戦争のイメージで国家対国家のイメージがなく、苦労しました。
財政の悪化したイラクがクウェートに侵攻し連合軍介入で停戦。
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和平条件であるイラクの核兵器・生物兵器の保有が疑われ、国連が視察を決定。
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イラクは複数回にわたり、視察を一部拒否、虚偽報告を行う。
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最終勧告によるイラクの報告にも虚偽の疑いがあり、
アメリカ、イギリスなどが先制的自衛権などを理由に停戦を破棄。
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2003年3月19日に開戦
現実味のある地味な戦争
本作は基本的にポンプ施設修理の任務です。
戦闘シーンは一部ありますが、基本的には水を運び、土を掘ります。
地味ですが、リアルに近いのでしょうか?
個人的にはずっとバンバン撃っているより、好きですね。
また本作は、アメリカの銃弾だけやたら当たることも、ありませんし
現実味のある作品だと思います。
ラストも戦争の無常さを象徴してますよね。